性暴力被害者支援 サポートながさき

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被害にあわれた方へ(緊急)

大変な出来事にあって、今、どうしたらいいかわからず、ひとりで心を痛めていると思います。

「妊娠」や「性感染症」に関すること、心や体への影響など、いろいろなことが心配ではないでしょうか。

わたしたちは、あなたがゆっくりと回復するためのサポートを行います。

被害にあったすぐあとは

  1. 安全の確保
    • まずは安全な場所に移動しましょう。自分の体や心の安全を第一に考えてください。
    • 「サポートながさき」は24時間相談を受け付けています。(夜間・休日はコールセンターにつながります。)ひとりで抱え込まずお電話ください。
    • 緊急の場合は、警察への通報をお勧めします。(警察では、あなたの立場と意思を尊重して、医療機関の受診をはじめとする必要な支援を行っています)。
    • 望まない「妊娠」を避けるため、被害にあって72時間以内に医療機関(産婦人科)で受診することが重要です。
  2. 証拠の保全
    • 警察や病院に行く前にシャワーや風呂などで体の洗浄はしないでください。
    • 被害にあったときに着ていた衣服や下着は洗わずにそれぞれ個別のビニール袋に入れて、口を締めておいてください。(体についたものを拭い取ったタオルやティッシュも同様です)。
  3. 診察、手当を受ける

    体の状態はどうですか。もしひどいけがを負わされていたら、迷わず救急車を呼ぶか、救急外来に行って手当を受けてください。性器や何かものが挿入されたときは特に、体が傷ついてしまうことがあります。協力病院もご紹介します。

性感染症とは

性的な行為によって感染するすべての病気のことをいいます。その種類は20種類以上にもなります。

気になることがあれば、まずは私たちに相談してください。

感染症の種類 潜伏期 検査可能時期 主な症状(初期)
淋病 2~7日 感染より3日後
  • 悪臭を伴う緑色のおりもの(女性)
  • 尿道からの黄色の膿、排尿痛(男性)
性器クラミジア 2~3週間 感染より2~3日後
  • ほとんど無症状、おりものの増加(女性)
  • 排尿痛、尿道からの膿(男性)
  • 喉に感染することがあり、咽頭炎、扁桃炎の原因となる
性器ヘルペス 3~7日 症状が出たとき 性器周囲に水疱ができる強い痛みを伴う
性器カンジダ 数年間潜伏 症状が出たとき ヨーグルト状のおりもの、強い痒み
膣トリコモナス 1~3週間 感染より2~3日後 白色、黄色の泡状、膿を含んだおりもの悪臭を伴う
梅毒 3週間 感染より1ヶ月 感染した場所(口、性器、肛門等)に小豆大からエンドウ豆大位の痛みのない赤いできものができる。
約1ヶ月で消失するが、3ヶ月後~3年で再び全身に斑点やぶつぶつができ、長期に亘って進行する。
B型肝炎 1~6ヶ月 感染後3ヶ月後、または症状ある時 全身不振、吐き気、嘔吐、全身のだるさ、初期の風邪の症状
エイズ(HIV) 数年~10年 感染から3ヶ月後 感染初期(2~4週間)で発熱、喉の痛み、全身のだるさなどインフルエンザのような症状がでることがあるが、数週間で消失する。
その後数年~10年ほど無症状期が続くこの期間に免疫力の低下により、エイズ発症に至る。
尖圭コンジローマ 数週間~3ヶ月 感染後 症状ある時 性器の周辺に薄いピンクや茶色のイボがたくさんでき、増殖する。