20周年を記念した記念誌を制作致しました。こちらからご覧ください。(広報誌除く)
2024年5月13日 | 被害者支援員 養成講座受講生(第22期)の募集を終了いたしました。 |
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2024年05月10日 | 広報誌「あじさい支援だより第26号」を掲載しました。 |
2023年10月10日 | 広報誌「あじさい支援だより第25号」を掲載しました。 |
2023年10月02日 | 犯罪被害者等支援講演会を開催いたします。 |
2022年11月01日 | 犯罪被害者等支援講演会(11月23日)の参加申込の受付は終了しました。 |
2022年10月19日 | 小学生向けの冊子(マンガ)「いやだな」をかいけつする本(電子版等)を掲載しました。 |
当センターの活動を知っていただくための、支援活動を紹介するコーナーです。まずは一例をご覧ください。
※センター職員等の支援活動経費(交通費など)は、センターが負担いたします。
- 事例4:直接的支援~精神的不安軽減のため
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過去、民間支援団体では被害者等のための電話相談や面接相談を中心とした支援を行なってきましたが、近年、被害者のニーズが多様化して被害者に付添いながら様々な直接的な支援が求められております。長崎犯罪被害者支援センターでも年度を重ねるごとに、その直接的支援も益々増加傾向にあります。
交通死亡事故を含め身体の犯罪に遭った遺族及び被害者の方々はその多くが司法機関の事情聴取や裁判出廷等、今まで日常生活の中では経験したことのない出来事が次々と被害者に降りかかり、その苦痛は精神的にも肉体的にも想像を絶するものがあります。
A被害者から電話相談を受け、後日面接相談に移行して、センター面接室でしっかり話しを聴くことにしました。その一つとして、A被害者は「連絡を受け現場に行ったがその後ずっと現場の記憶が目に焼き付いて離れず現場付近を通ることも出来ません。また、この事件のため家庭内のことでもいら立だちをかくせません。」と語りました。
多くの被害者の方は、私達相談員に対してずばり要望を述べる場合は少なく、被害者の一連の話しの中からそのニーズを引き出していく必要があります。 そこで、この被害者のためにまずは、精神的不安の軽減が必要であると判断し、被害者の同意を得たうえで、臨床心理士によるカウンセリング受診を勧めることにしたのでした。
被害者に付添いをしながら、また臨床心理士との連携を図りながら期間を置いて数回の受診をした結果、被害者からは、「気持ちも大分落ち着きました。有り難うございます。どうにか他の対応にも集中できます。」との声を頂きました。
付添い支援は、被害者と同じ目線に立ち、被害者の要望を代弁し解決しながら不安を取り除いていくことでもあり、このことは他の支援活動と伴に被害者に対する私達の使命でもあります。
※このコーナーは、平成23年度からスタートしました。
過去の分は活動内容のページに掲載しています。